今回は兵庫県姫路市の
塩田温泉へ行きました。
現在、正確には
姫路ゆめさき川温泉らしいのですが、ほぼ同じ場所ってことであえて塩田温泉って書きました。
実は今回も会社の出張ついでの立ち寄り温泉状態です。
前日は社内研修で丹波篠山に宿泊。
16時ごろに終了して、その後は一人別行動って感じです。
JR新三田駅で研修は終了。
そこから、JRで尼崎までは会社のメンバーといっしょに移動。
ここで、大阪まで帰るメンバーを見送り、私は姫路を目指しました。
※ ちょっと申し訳ないのが、あまり写真を撮っていないんです。
なので文字ばっかりのページになってます。
すみませんが、気長にお読みください。
●予約
ここで、ちょっと時間をさかのぼること3日前。
今回は場所の選定に頭を悩ませました。
というのも、研修の終了時間が読めなかったんです。
とりあえず、時間を気にせず、「行きたいところは・・・」と考えました。
丹波篠山からだと、ちょっと足を伸ばせば、「日本海!」です。
「城崎温泉」で蟹が鍋に浸かって待っています。
「おっしゃぁ〜、きのさきーーーっ!」
しかし、時間を見てみるとけっこう時間がかかります。
城崎についても、晩御飯終わってそう、、、。
それならば、あの有名な「有馬温泉」って言う手も。
「ちょっと高そうだけど、たまにはいいかぁ〜」
と。
「おっ、でも、篠山にも「草山温泉」なんてのがあったりする。
時間が気になるならここもありだなぁ〜。
どうするぅ〜???」
なんてことで、迷っていたら、一人で泊まれる宿がなくなりました。
(ToT)
城崎や有馬ってけっこう一人で泊まれるところがないんです。
3連休だったから余計になかったのかもしれませんが。
そして、最後の砦だと思っていた草山温泉もいつのまにか、、、。
で、困りに困っていました。
そこで、ちょっとエリアを拡大して兵庫県全域で見たところ、意外と近くに
「塩田温泉」ってのがありました。
ただし、地図上での直線距離の話です。
実際には、いったん大阪方面(尼崎)へ出て、そこから神戸まわりで姫路へ。
さらにそこからバスで30分以上と。
バスの乗り継ぎとか考えると、2,3時間かかります、、、。
しかし、研修でここまできて、そのまま帰るのは悔しすぎる。
ということで、それまでの決断力の無さを吹っ切るかのように即断即決。
予約しました。
で、ここまでの話、時間をさかのぼってまで書いて、何かオチがあるのかと言われると、、、。
特にないです。
ただ、いつもこんな感じで悩んでるってことを書きたかっただけなんで。
ごめんなさい。
では、気を取り戻して現在に戻ります。
●移動
ぐだぐだ悩んでたのにもかかわらず、現実はあっさりです。
研修は予想よりも早めに終わりました。
「これなら城崎も可能だった、、、」と悔しみながらも姫路へ移動しました。
姫路に着くとすぐご飯にしました。
今回は時間が読めなかったこともあり、夕食なしプランにしてたので。
一人寂しく状態です。
特にがんばって探すこともせず、近くのお好み焼き屋さんでさらっと食べました。
(特に特徴はないのでほんとにさらっと)
そして、バス待ちです。
バスは神姫バス。
JR姫路駅を出て左側にターミナルがあります。
ここから宿の名前と同じ名前のバス停「夢の井」までいきます。
神姫バスのHPで時間を検索できるので事前に調べておいた方がよいです。
本数はそんなに多くないですから。
その際には「夢の井」と「の」はひらがなで検索してくださいね。
宿は「夢乃井」と「乃」が漢字なんですが、バス停はひらがなの「の」なんです。
私はこのことに気付くまで時間がかかっちゃいましたから、、、。
バスは時間どおりに到着し、乗り込みました。
けっこう揺れます。
時間は30分くらいですが、酔いやすい人は酔い止め飲んだほうがよいかもしませんね。
客が少なかったので飛ばしただけかもしれませんけど、念には念をということで。
●夢乃井 到着!
バスに揺られて、うとうとしていたら到着です。
降ろされたときには、もう真っ暗。
一瞬「何も無い?」と思いました。
しかし道路の反対側の坂の上に本日のお宿
「夢乃井」がどどーんとありました。
(ふつうすぐわかると思います。ちょっとぼーとしてたので)
ここから宿の入り口まではけっこうな坂です。
距離はたいしたこと無いのに傾斜が、、、。
息がきれました。
なので、できれば車で来たいところですね。
従業員の方に迎えられ、部屋へ案内してもらいました。
従業員さんはとてもいい感じ。
宿のつくりはちょっと古めですが、問題なしです。
(「個室露天風呂のある離れ」が新設されたので、お金のある方はそっちの方がお勧めかも)
部屋はツインの一人使用。
これで8,500円と言いたいところですが、休日なので11,850円。
夕食なしなので、ちょっと高いですね。
研修が金曜日なら・・・とちょっと悔しいところですが、しょうがないです。
その他、施設として珍しいのは、この宿にはペット専用宿泊施設があります。
ペットを連れてきたい人にはいいかもしれません。
ただし、あくまでペット専用なので、人は泊まれませんのでご注意を。
で、部屋で一息ついたら、もちろん目指すは「露天風呂!」です。
●展望露天風呂「満天星」
夢乃井の浴場は、男女それぞれ大浴場(露天風呂あり)があり、それとは別に展望露天風呂「満天星」があります。
この「満天星」は、1つしかなく、男女で1日おきに入れ替えせいです。
なので、一泊しかしない人はチェックインから夜までか、次の朝からチェックアウトの時間帯のどちらかしか入れません。
私の場合、チェックイン当日が男湯の日でした。
そして、上でも書いたように到着が夜でした。
なので、日のある時間の展望は見れないこと決定でした。
展望露天風呂という名前だったのに、ほとんど展望できず、、、(ToT)。
しょうがないですけどね。
そんなことにめげていても仕方ないので、夜のうちに写真をとがんばって人のいないときに撮りました。
別に人の裸とるわけではないのであせることもないのですが、なぜかあせってました。
おかげで、湯船の段差に足引っ掛けて、、、痛かった。
しかし、カメラをあやうく落としそうになったので、その瞬間は痛み忘れて必死に保ちました。
そして、カメラを無事を確認すると、足がしみてきて、、、。
足の指をしっかり切っていて、お湯につけるとしみるしみる。
おかげで、この後、ゆっくる浸かるときにも足は上げるはめになりました、、、(ToT)。
今まで露天風呂写真撮ってきましたが、最悪のパターンでしたね。
そんなこともあり、もう写真はあきらめて、普通にお風呂を楽しむことにしました。
「満天星」では内湯と露天風呂とサウナがありました。
お湯はすべて天然露天、ただし、加温。
無力透明のお湯はそんなにきつくないので、ゆっくり入るにはちょうど良かったです。
肝心の景色は夜であまり見えなかったのですが、「おおっー」と言えるほどではなかったと思います。
というわけで、ここは湯治湯なので、ゆっくりお湯を楽しむのが良さそうですね。
この日は足も痛いこともあり、あまり長湯をせずに上がりました。
仕事で疲れてて眠かったのもありますが。
ということで、後はお休みです。
●大浴場「彦星」
翌朝、このまま帰るのは悔しいので、大浴場「彦星」へ向かいました。
こっちは入れ替えではないです。
(ちなみに女湯は「織姫」)
大きな内風呂に小さな露天風呂が2つ。
露天風呂は1つは円形の1人風呂。
2人入れなくも無いですが、知らない人との2人は気まずいかも、、、。
もう一方は長方形のお風呂。こっちは3,4人OKです。
露天風呂から正面に夢前川と田んぼと道路。
道路から双眼鏡でなら丸見えですね。
お湯は温めだったので、ずーーーと長方形の湯船に入ってました。
内湯が子供2人の大水泳大会だったというのもありますが、、、。
(私しかいなかったので、特に注意もせずに遊ばせてあげました。)
正面の風景が田んぼということもあり、ほんとのんびりモードでした。
おかげで朝食食べ損ねましたけど、、、。
ほんとは写真を撮りたかったのですが、昨夜の悪夢が頭をよぎり、、、。
それに子供にお湯かけられてもたまらない。
なので、おとなしく止めときました。
●帰り
風呂から上がると、チェックアウト30分前。
適当に脱ぎ散らかした服を片付け、いそいそとロビーへ向かいました。
帰りはバスでと思っていたので、チェックアウトをしながら、
「帰りの時刻表とかないですか?」
と聞いたところ、
「今すぐ姫路駅方面にいかれるなら、ちょうど送迎バスが行きますよ」
と教えてもらいました。
特に予定もなかったし、この後は送迎バスはでないとのことだったので、即乗りでした。
おかげで帰りのバス代浮きました。
ありがとう!従業員のお兄さん。
この送迎バスは姫路城と姫路駅でおろしてくれます。
姫路城観光して帰れるので、帰りは利用おすすめです。
私は荷物が多いこともあり、そのまま帰ることを(バスの中で)決め、姫路駅でおろしてもらいました。
ここから大阪へ出るのですが、ここで、少しだけお金を浮かす方法です。
姫路駅近くの商店街には金券ショップが多数あります。
そこには大阪までのJR切符が安く売ってます。
少しでも旅費を浮かせたい人はぜひ利用しましょう。
ちなみに金券ショップで大阪までと言うと、「姫路〜灘」までの切符と「三宮〜大阪」までの切符をくれました。
灘は三宮の向こう(大阪より)なので、2つの切符で大阪までいけるんですね。
たぶん別々で安く買い取ったんでしょうね。
だから安くなるというわけです。
(他の店ではどういう組み合わせでくれるかわかりませんが、たぶん問題ない形式でくれるでしょう)
後はうとうとしながら大阪へ戻り、ちょっとぶらついてから帰りました。
そんなこんなで「出張帰りの立ち寄り湯旅行」は終わりました。