仕事で会津若松を越え、ラーメンで有名な喜多方まで行きました。
トンネルを抜けるとそこはほんとに雪国でした。
正確には目が覚めるとなんですけどね。
●山形屋
仕事で紆余曲折ありながらも、なんとか宿につきました。
今回の宿は「山形屋」さん。
非常に疲れていたため、写真を撮るのを忘れましたが、入り口のすぐ横にはかまくらがありました。
中では何人かで楽しそうにやってましたねぇ〜。
私としては入口横ではなく、ちょっと人から見えないところに作ってほしい気がしましたね。
来るお客さんみんなに覗き込まれているようだったんで。
(もちろん私を含めてですが)
で、くたくたになっていた私はすぐに温泉へ。
ここは露天風呂、内湯、ジャグジー、サウナがあり、男女が1日ごとに入れ替わります。
入れ替わるタイミングが深夜のようです。
私はついた直後(19時)、深夜(3時)、朝(9時)の三回入りましたが(入りすぎ?)、深夜入りに行ったときには男女が入れ替わってました。
両方入りたい人は夕方と深夜or朝に入れば大丈夫そうです。
また、朝9時から清掃があるのですが、それ以外の時間はいつでも入れるので深夜ゆっくりと一人ではいるのがいい感じです。
私のお目当ては露天風呂なので、入浴時間のほとんどは露天風呂にいました。
露天風呂は屋根付の岩風呂で、温度は内湯に比べて高めでした。
お湯はなめてみると、名前のとおりほんのり塩辛かったです。
けっこう熱かったのでかなり積もっていた雪で温度調節してみたりしました。
(知り合いしかいなかったので好き勝手やってました、、、ごめんなさい)
最初入ったときは夜だったので特に気になりませんでしたが、雪のために景色が見えないのが残念でしたね。
しかし、それ以上に雪を頭に乗せて入っているとかなり気持ちよかったので満足でした。
やっぱり上が冷えてて下がほかほかが露天風呂の良さですね。
さすがに温泉は3回入れば満足できました。
あとは喜多方といえばラーメン!
、、、だったはずなのですが、、、。
仕事の関係もありラーメンも食べずにすぐに帰ることにしました。
(くそーーーっ!)
しかも、この日は喜多方駅100周年であと30分待てばSLが来るらしかったんです。
あと少し待てば駅に入ってくるSLの雄姿を見ることができたんです。
しかし、私はもうすでに切符を買ってしまってました。
なので、泣く泣く電車に乗り喜多方を後にするしかありませんでした。
(ToT)/~~~
●SL「D51」
しかーーーし、捨てる神あれば拾う神ありです。
会津若松に到着すると、カメラを持っておじさんが不自然に多かったんです。
私は「もしや!」と思いました。
予想通りSL「D51」が煙を吹きながらホームで出発を待っておりました。
喜多方で来るはずのSLは、実は会津若松発の列車だったんです。
ということで、私は運良く出発前の彼と出会うことができました。
もちろん着いたと同時にデジカメもって鉄っちゃん(鉄道オタクの方々)に混じって、"にわか"鉄っちゃんをやってきました。
写真を撮りたくなる鉄っちゃんの気持ちがわかった瞬間でしたねぇ〜。
写真を撮れて満足な私でした。
が、この後少しさびしい光景を目にすることになりました。
郡山行きの電車に乗ろうと移動しようとしたとき、私はふとあることに気づきました。
それは「D51は最後尾についている」ことでした。
SL車両が向いているその先には線路がなく、喜多方方面(先頭)はディーゼル車両。
ということは、、、。
そうなのです。
勢いよく汽笛をならし、元気に出発だー!と動き出したのですが、
D51くんは悲しくも後ろ向きに引っ張られて喜多方へ向かっていくのでした。
「ドナドナドーナードーナー♪」
という感じでした。
汽笛の勢いがおなかに響いて、駅全体が揺れているくらいに迫力があっただけにそのさびしげな後姿(前をむいているのですが、、、)は悲しかった。
また、後になって思ったことですが、
昔元気だったおじいさんが
「俺はまだまだ現役じゃい!」
と言いながら、
「はいはい、元気なのはわかったからいきますよ」
と若い人に引っ張られていく。
そんな感じもしました。
どっちにしてもちょっとさびしい気持ちになりました。
次はぜひとも元気に車両をぐいぐい引っ張っていくSLを見たいですね。
あとラーメンも。