今回は宮城県の『
鳴子温泉』。
2日目です。
いつもなら1泊2日は1ページで書きます。
しかし、今回はボリュームが大きすぎて、、、。
2つに分けてみました。
なので、
1日目はこちらを見てください。
けっこうボリュームありますよ。
●当然の朝風呂。美肌の湯。
旅館すがわらの露天風呂は
男女入れ替え制なんです。
なので、昨日入れなかった方の露天風呂へ朝行くことにしました。
早朝は起きれなかったので、朝ごはんの時間帯を狙っていってみました。
昨夜食べすぎたので、朝ごはん不要だったし。
ご飯の時間は空いてるし。
こちら側のお風呂は「
美肌の湯」と言います。
内風呂と
露天風呂がそれぞれ1つずつあります。
露天風呂といっても、屋根と3方向は壁で囲まれているので
半露天風呂っていうのが正確なんですけどね。
もちろん、狙いは露天風呂です。
さっと内湯に浸かり、露天風呂へ。
内湯はちょっと熱いか適温かっていうくらいです。
しかし、半露天風呂は熱かったです。
昨日入った露天風呂よりはちょっとこっちのほうがマシでした。
たぶん広い分だけ冷めやすいんでしょう。
が、十二分に熱いです。
かき混ぜ、かき混ぜして入りました。
でもじっとしてるとお湯の出てくる方からじわりじわりと熱くなってきます。
浴槽の中に
半身浴用の段差あるんです。
そして、その左側がお湯の注ぎ口。
なので、ここでじっとしてると左側が徐々に熱くなってくるんです。
軽いいじめですね。
私がMなら良かったのかもしれませんが、どっちかというとSなんで、、、。
正面には桜があって、もう少し早かったらきれいだったと思います。
それと、もう少しぬるかったら・・・。
それでも、ぬるい側に行ったり、足湯にしたりしながら、結局いつものように長湯してました。
その間、誰も来なかったので、寝転んだりもしてみたり。
相変わらずのやりたい放題です。
美肌の湯だけあって泉質も濃いぃ〜ですし。
朝からのぼせてましたぁ〜。
●散策と言いながら豆乳デザート
しっかりのぼせた後、部屋で一休みしてからチェックアウトすることにしました。
チェックアウトする前にフロントそばに休憩スペースがあり、さらに一休み。
フロント混んでたので。
その間にコーヒーをいっぱい。
ただなのですよねぇ〜。
空いたところで、チェックアウト。
宿のお兄さんが「車で駅まで送りますよ」と言ってくれたのですが、途中に寄りたいデザートがあったのでお気持ちだけいただいて宿を出ました。
この日の予定は、
朝一 旅館の美肌の湯(達成済)
朝二 滝の湯
午後一 滝の湯の近くの温泉
午後二 バスで仙台へ移動
で、その間に
甘いもの2箇所とお昼ご飯を食べる
ってのが入る予定でした。
そこでまずは第1の甘いもの「
アンさんの豆乳デザート」を求めて移動しました。
「アンさんの店」は鳴子温泉駅と「旅館すがわら」の間くらいにあります。
手作り感たっぷりのお店で、個人的には懐かしい感じの店です。
ここは
豆乳でつくった
チーズケーキと
プリンが有名です。
「一人で両方食べれるかなぁ〜?」なんてかわいい心配など無用な私は両方購入。
店でも食べれそうでしたが、ゆっくりくつろげる雰囲気ではないです。
この日は天気も良かったので、どこか外で食べることにしました。
(写真はまた後で出てきま〜す)
「アンさんの店」を出て向かった先は「
温泉神社」。
何があるのかぜんぜんわからなかったのですが、境内でチーズケーキくらいなら食べれるかなぁと思って。
次の温泉「滝の湯」にも近そうだったんで。
ぐるっと小学校の方をまわって、ちょっと迷いながら進んでいきました。
すると駐車場のように車が並んでいるのが見えました。
実はそこが温泉神社の境内でした。
裏から入ってきてしまったようです。
(表は滝の湯の横から階段を上がってくるコースなようです。)
奥にお社があり、その前には大きなこけし。
夜来るとちょっと怖いかも、、、って感じのこけしでしたね。
それ以外には特に目新しいものもなかったです。
ただ、いつも温泉にお世話になっているので、信心深くない私ですがお参りしました。
神社はちょっと想定していたのと違ってましたが、ベンチもあったのでここでチーズケーキを食べることにしました。
風が強くて、ちょっと肌寒かったのですが、食欲が勝ちましたね。
オーソドックスなベークドチーズケーキです。
容器はコンビニ風のプラスチック。
そして、一口かぶりつきました。
普通においしいチーズケーキでした。
神社の境内で食べるのは雰囲気的にNGでしたね。
といっても雰囲気なんて気にせず一気に食べてしまいましたけどね。
さらに勢いでプリンも食べそうになりました。
が、これは温泉あがった後のお楽しみとして残しておきました。
●熱くお湯を贅沢にかけ流す共同湯「滝の湯」
温泉神社の正面の階段を下りていくと次の目的地「
滝の湯」の横にでました。
下りていくと滝の湯の源泉が見れますが、すごい量です。
期待が増します。
この「
滝の湯」。
温泉チケットを使うとちょっと損するので、
現金で入るのがおすすめ。
余ってるのを消費するのならいいですけどね。
(詳しくは
前の日のレポート参照)
ただ、私は旅館すがわらで
無料券をゲットしてましたので、それを使いました。
これが一番おすすめ!
すがわらに宿泊の場合はちゃんともらっておきましょう!
中はそんなに広くなく、
浴槽は2つ。
(人が多いので撮影不可能でした。)
木造でなんか重みのある雰囲気が漂ってます。
そこに
濃いぃ〜お湯がガンガン入ってきますので、なんかいい感じです。
手前の浴槽は熱くて広め。
奥は打たせ湯です。そして、狭いです。
手前の浴槽は、はっきりいってめちゃめちゃ熱いです。
酸性が強いのか、熱いからなのか、ピリピリするくらいです。
一方で打たせ湯は狭いですが、ぬるいです。
熱いの苦手な人は打たせ湯に行きましょう。
ほんとに半端なく熱いですから。
たぶん足を浸けるのさえつらいでしょう。
で、私はというと、さすがに手前の浴槽で長時間入るのは不可能でした。
が、打たせ湯側なら大丈夫。
なので、打たせ湯でのんびり、たまに熱さに耐えに広い方、ってのを繰り返してましたね。
無料でここまで入れば十分でしょうね(笑)
ちょっとのぼせ気味で外に出ました。
ここで登場するのが「豆乳プリン」。
この風呂上りのタイミングを狙っておいておいたんですよね。
さすがにちょっとぬるくなってました。
食べてみると、正直なところ薄かった・・・。
豆乳なので牛乳に比べると濃厚さが出し切れないんでしょうね。
ブルーベリーのジャム(シロップ?)がついているので、これをつけないと薄すぎます。
うまくジャムを活用して食べましょう!
そうすると、おいしいですよ。
●ねまりこの宿「ますや」は自家源泉うなぎの湯と展望露天風呂!
朝から温泉にチーズケーキにプリンにと満足感たっぷり。
この勢いで次の温泉へ!と思ったのですが、、、。
お目当ての温泉は清掃中だったりしました。
鳴子温泉は
昼前(チェックアウト時間後くらい)に清掃やる傾向があるようですね。
だいたい早いところで11:00くらいから再スタートみたいです。
なので、時間つぶしにぶらぶらしてました。
プリン食べた直後だったんで喫茶店に入る気もおこらず、ましてやお昼食べる気もせずでしたし。
お店も少ないんで。
時間をつぶしてから、滝の湯近くに戻ってきました。
目指すは「
ねまりこの宿 ますや」。
ここは
温泉めぐりチケットのシール4つで入浴できます。
(これで全部消費完了!)
入口入ったすぐ横に受付があります。
そこでシール渡して、エレベータへ。
最上階まで上がると、お目当ての
展望露天風呂に到着です。
ここは全体的に綺麗です。
浴室だけでなく、脱衣場にも化粧台など完備されていて好感度は高いですね。
(
男女入れ替え制なので、たぶん両方とも綺麗だと思います。)
この部分は私としてはさほど重要ではないんですけどね。
肝心のお風呂はというと、大きな内湯と6,7人入れる露天風呂。
どちらも綺麗で、かつ、とっても良い眺め。
この建物が周囲で最も高いようで露天風呂から駅まで見渡せます。
内湯は向きが違うので山ですけどね。
お湯はもちろん
源泉掛け流し。
さらに「
うなぎの湯」と言われるぬめりけのある泉質で、滝の湯に比べれば
ぜんぜん熱くなかったです。
(ただし、通常で比べると自信ないですが、おそらく大丈夫でしょう。)
眺めもよく、お湯もいい感じ、となると弱点なし?と思われるかもしれません。
しかし残念なことにあるんです。
暖かい時期の展望露天風呂にありがちな欠点が・・・。
それは「
虫」です。
露天風呂にちょっと浮いてました。
入れないくらいひどいわけではなかったんですが、やっぱり気になって。
これはどうしようもないんですよねぇ〜。
もしかすると、ちょうど湯を張りなおした直後だったので、表面のお湯が流されてなかったのでたまってしまったのかもしれません。
掛け流しなので、時間がたてば流れたのかも。
この点はもっと時間がたたないとなんとも言えませんね。
私はこの程度のことは慣れっこなので、軽く流した後、普通に入ってました。
大半の時間は足湯状態でしたしね。
最初は他に人がいたのですが、その人が上がってからは貸しきり状態。
ぬめりけのあるお湯と景色を楽しみながら一人で満喫です。
昼ごはん食べるのも忘れて浸かってました。
●お土産は栗だんご?
ますやのうなぎの湯を満喫して今回の温泉めぐりは終了です。
さすがに3つ熱めのお湯入ったし、これ以上は体に悪いんで。
(3つでも悪いっていう話もありますが、、、)
後は帰り旅です。
昨晩、夕食のときに「さんしょう」の親方から聞いた
バスを利用することにしました。
旅館すがわらの近くにバス停があり、
仙台駅まで乗り換え無しで行ってくれます。
料金も
新幹線を使う電車よりも安いですし。
本数が少ないので、時間はちゃんと調整しないといけませんが、お勧めです。
ということで、時間調整です。
バス停まで歩いていく途中、お土産見ながら時間をつぶすことにしました。
お土産候補というか、今食べたいものが一つありました。
それは「
栗だんご」です。
栗だんごは
栗をお餅でくるみ、さらにそれをみたらしにつけたお菓子なんです。
なんか見た感じおいしそうで。
食べてみたいと思ってたんです。
そこで鳴子温泉駅周辺のお土産物屋さんや併設の喫茶店とかまわってみました。
鳴子温泉自体そんなにお店の数がないです。
でも、名物だしどこでも食べれるだろうと思ってました。
しかし、栗だんごをたべれるところがほとんどないんです。
さらには土産物屋さんでも6個入りのものしか売ってないと。
その上、その日のうちのお召し上がりくださいってことで、、、。
一人で6つも食えるかっ!・・・と思いました。
が・・・いや、食えるなぁ・・・とも思いました。
が、メタボは嫌なので止めておくことにしました。
お店の人に聞いてみると
製造元の直営店なら2つ入りを売ってるとのことでしたが、食べるのは無理と。
なので、諦めかけてました。
そして、バス亭へ向かって旅館すがわら方向に歩いてました。
かなりバス亭側にいったところ(つまり駅から離れたところ)にもう一軒お土産物屋さんがありました。
ここもダメかなぁ〜と思いながらも、いちおう聞いてみることにしました。
すると、「食べれるよ」と軽くお店の人が言ってくれたんです。
「まっじっすかぁ〜」とかなり笑顔で反応した後、すぐに「じゃあ一つ」と注文してました。
おそらくこの「
本舗 一の坂餅屋」が
鳴子温泉で唯一店で食べれるお店だと思います。
注文した後、土産物の横に座るスペースがあり、ここで座って待ちました。
このスペースが喫茶になっているようです。
ここに置いてあった旅行雑誌を見ながら少し待ちました。
栗だんごがでてくるまでにお漬物が出てきました。
正直、漬物類はそんなに好きじゃないんですが、うれしかったのでちょっとだけ食べました。
で、待ちに待った「
栗だんご」登場。
栗がお餅でまかれていて、そのまわりをみたらしで浸されていました。
みたらしは温められており、おしるこのような感じでした。
みたらしとお餅の組み合わせだけでもおいしいのに、その中に栗。
なかなかの美味でしたぁ〜。
これなら6個いけそうでしたね(笑)
食べ終わっても、バスまでちょっと時間があったのでそのまま居ついてました。
その間に他のお客さんが「
栗まんじゅう」を買うのを見ていたら、「これ1つ食べな」と言って、1つくれました。
よほど物欲しそうに見ていたんでしょうかね。
あるいは営業戦略なのか。
どっちにしてもラッキーです。
こちらもおいしかったです。
ということで、みごと戦略にはまってお土産も購入。
バスの時間も近くなったので、そのまま店を後にしました。
●帰り道
一の坂餅屋を出た後、バス停には3分もかかりませんでした。
まだ時間があったのですが、そのまま待合室で待ってました。
すると、時間前にバスが到着。
そのまま出発時間まで待ちみたいだったので、乗り込んで寝てることにしました。
発車するときに目が開き、いくつかバス停で止まった気がするのですが、いつのまにか寝てました。
起きたら、仙台付近だったようで、すぐに仙台駅に着きました。
後は空港まで電車で移動して帰るだけと思ったのですが、まだまだ飛行機には時間があったし、デザートばっかり食って昼ごはんを食べてなかったので、牛タン食べることにしました。
「さんしょう」の親方が牛タン横丁(?)ってのが駅の近くにあると言っていたのを思い出し、探してみました。
が、ぜんぜん見つからず・・・。
時間もなくなってきたので、仕方なく駅地下にあった「き助」で食べることにしました。
牛タンのチェーン店ぽいです。
注文はオーソドックスに牛タン定食。
牛タン、ご飯、テールスープ、お漬物のセットです。
普通においしかったです。
がつがつ食ってました。
ただし漬物はやっぱり苦手でしたけどね。
その後は駅へ移動。
その移動途中、悔しいことに牛タン横丁を発見してしまいました・・・。
駅の外だと思っていたのですが、駅ビル内だったんです。
それは見つからないわけです。
有名店が出店しているみたいですね。
かなりくやしかったですが、次来たときは迷わないですみそうなので良しとしました。
さすがにこれ以上はネタもできず、すんなり空港へ移動し、大阪へ戻りました。
今回の「鳴子温泉 突発一人旅」はこれにて終了で〜す。