今回は奈良県の『
新吉野山温泉』。
あの
桜の名所の「
吉野」の中にある温泉です。
なので、もちろん狙いは
「
花見しながら温泉でぷはぁ〜」
だったのですが、、、。
詳しくは読んでくださいね。
桜の写真満載です。
●移動は何がよいのか?
まずは移動です。
今回は珍しく友達と二人旅だったんで、梅田で合流。
そこから地下鉄で
天王寺に出て、
近鉄南大阪線で行くことにしました。
吉野に行くには阿部野橋発の特急で行くのが楽です。
(吉野線へ直通ですから)
神戸方面からいく場合には出来立てほやほやの阪神線から乗り入れてる近鉄大阪線を使う手もあります。
しかし大和八木と橿原神宮前とで2回乗換えが必要で面倒です。
(吉野線へ直通があるかもしれませんが、、、)
しかも、京都から来る人も合流してくるので、混みます。
なので、
阿部野橋まで出て、南大阪線を使う方をおススメします。
ちなみには近鉄の阿倍野橋駅はJRや地下鉄からは天王寺駅乗り換えです。
近鉄だけ阿倍野橋って言うんですよね。
で、阿部野橋についてみると、人いっぱい。
とりあえず特急券を買いに行くと、次の特急は既に満員。
次の特急(40分後)で行くよりも、急行の方が早いと言われました。
特急券買って、待って、しかも遅い、、、ありえん。
ということで、急行で行くことにしました。
出発までにはまだ時間もあったんで、近鉄でお弁当を買うことに。
吉野でお店に入るよりも、桜を見ながら食べたかったんですよね。
お店が混んでそうな気もしましたしね。
このとき、ちょうど近鉄百貨店が開店する直前だったんで、2,3分待ったら開店しました。
何を買ったかは後ほど。
この後、お茶を買って、電車に乗り込みました。
実はなぜかこの日は無性にお腹が空いていて、お弁当とは別に稲荷すしも買っちゃってました。
電車が阿部野橋を出た後、おいなりさんをほおばりながら、のんびりタイム。
しかし、橿原神宮前駅でこののんびり感はなくなりました。
大阪線、京都線から来た人たちが合流してきて、平日なのにコミコミ状態に。
阿倍野橋から来てよかったと思いました。
そんな状態になりながら、吉野駅に到着しました。
●下千本の桜はきれい・・・でも・・・
吉野駅に着いて、まず行ったのが、
帰りの特急券の確保。
平日なのに異常に混んでいる駅を見て、思いつきました。
(写真は空いてから撮ったので)
土日なら必須ではないかと。
同じことを考えている人も多くて、並びました。
無事、特急券を確保したところで、暑くて小腹が空いていたこともあり、昼前にもかかわらずアイスクリーム買っちゃいました。
ヨモギ、桜、バニラの三色版。
けっこうおいしかったですよ。
アイスを食べながら移動を開始しました。
上に上がる方法としては
ケーブル(実際には
ロープウェイです)とバスと徒歩の3つがあります。
バスが一番上まで行くらしいです。
ケーブルは
下千本を上がったところまで。
徒歩は下千本を見ながら180度ターンを繰り返しながらくねくねと上がっていきます。
中千本よりも上を目指すならケーブルかバスを使った方がよいですね。
で、帰りに余裕があれば下千本を歩いて降りるって感じで。
それにしても、この時期は混みます。
なので、2人以上で行った場合、
特急券を買いに行く人とケーブルorバスを待つ人に分かれたほうが効率は良いですね。
(アツアツのカップルならいっしょにゆっくり待ってください。)
で、私たちはケーブルを使うことにしました。
ソフトクリームもありましたし。
しかし、予想以上に待ちます。
ケーブルと書いてあったので、でかいケーブルカーを想像していたのですが、実は小さなゴンドラって感じでした。
これは待ってても時間かかりすぎ。時間の無駄だ。
どうせ咲いているのは下千本だし。
歩くの二人とも苦じゃないし。
ということで、徒歩に切り替えました。
桜の咲き方は散ってしまったのか、まだ見ごろには早いのか、きれいなのですが、カメラのレンズを通すと迫力にかける感じがしました。
それでも吉野ですから。
きれいです。
パシャパシャ撮りながら上がっていきました。
そうこうしているうちに下千本終了。
●お昼ごはんと散策。黒門〜蔵王堂〜吉水神社
ここから中千本の間がけっこうな距離があり、この間にお店がたくさん出ています。
お昼だったんで、どこか弁当を食べるところを探すことにしました。
それにしてもすごい人。
雰囲気は「
巣鴨」。
途中、桜がきれいに咲いている
無料休憩所があり、そこで昼食にすることにしました。
ただし
飲み物を購入が必要なんですけどね。
気分的には桜がきれいでいい感じ。
肉体的には結構暑くてすっきりするものがほしい。
これはビールだろう!ってことで、飲み物はビールにしちゃいました。
ビールとお弁当を桜の下で食べる。
これぞ吉野に醍醐味です。
ちなみにお弁当は「
うなぎ弁当」。
近鉄のお店にあった「
だし巻き」もうまそうだったんでついでに購入。
よく考えるとたんぱく質だらけ。
でも、おいしいから満足でした。
っていうかビールもあったし、腹一杯、食べ過ぎました・・・。
食べすぎで動きが鈍くなった体を無理やり起こして移動開始です。
それにしても人が多すぎでした。
お昼過ぎてさらに増えた感じでした。
巣鴨に行った記憶はないけど、行ったらこんな雰囲気なんだろうなぁ〜と。
土日になればちがうんでしょうけどね。
黒門を抜けて、
蔵王堂、
吉水神社と進みました。
各所で桜が咲いててよかったです。
しかし、
中千本は思ったより遠かったです。
持っていた案内図ではぜんぜん距離感がわからず、、、。
しかも、どこが花見ポイントなのかもわからず、、、。
さらにはどこが咲いているのかもわからず、、、。
というわけで、温泉に入りたかったので、引き返すことにしました。
目当ての温泉は途中で見つけていたので。
中千本はまだ咲いてなさそうだったってのもありましたけどね。
●新吉野山温泉 辰巳屋で花見湯?
今回、行こうと思っていたのは『
新吉野山温泉 辰巳屋』。
桜を見ながら入れる露天風呂とあったのでここにしました。
ここは
日帰りでも要予約(だと思う)。
しかも
FAXしか受け付けないんです。
しょうがないので前日にFAXしました。
メールか電話で返事するとあったはずなのに、連絡がないので不安だったんですが、問題なかったです。
でも、この日は空いてたので予約不要でも言えば行けたかも・・・と思いました。
入浴料は1,000円。
さくっと払って、さっそく浴室へ。
浴室は1階にあります。
が、そもそも玄関が3階にあるので、実は下に下りないといけないんです。
ここの浴室までの道は薄暗く、外の混雑とは大違い。
浴室も一人しかおらず、ちょうど私と入れ替わりに出るところでした。
ラッキー!
ということで、貸切状態でした。
ちなみに、ここのお風呂は
内湯と
露天風呂の2つ。
期待の景色はというと、露天風呂からは中千本あたりまでかろうじて見えるくらいですね。
内湯はガラス張りなので、露天風呂でなくても景色が見れます。
ちなみに女湯からは男湯のせいで中千本側は見えないですね。
下千本側が見えるかもしれませんが、ここのレイアウトを考えると、正直あまり見えなさそうな気がしました。
で、花見状況はというと、やっぱり桜の開花がイマイチだったので、かなり緑色の景色でした。
残念、、、(ToT)
温泉自体はいたって普通。
露天風呂は掛け流しじゃないので虫が少し浮いてました。
まぁ、これだけ暖かければ虫も出てくるのでしょうがないですね。
例によって、ゆっくり満喫。
これで桜が満開だったらいい感じと思いながらのんびりしてました。
30分ほど・・・。
おかげさまでちょっとふらっとしながら上がりました。
玄関まで上がろうとエレベーターへやってきたときに、「
屋上からの景色が見れる」的なことが書いているのに気づきました。
それは見ておかないとってことで屋上へ。
で、感想。
ここに露天風呂作ればよかったのにぃ〜
景色はここからのほうが良いぃ〜
ただし、見られ放題かも・・・。
でも、その辺の工夫はいくらでもできるんですから、こっちにおいて欲しかったですね。
(上にお湯を持っていくのがつらかったんですかね)
露天風呂に続き、景色を楽しんだ後、辰巳屋をでました。
ちなみに、ここは宿泊や昼食プランもあります。
●帰り旅もてくてくと・・・
温泉で満足した後はコーヒータイム。
吉野といえば葛(くず)。
ということで、喫茶でくずきりを食べることにしました。
適当に歩いていたら、屋外で食べれそうな喫茶店を発見。
迷わず決定しました。
注文は葛きりと葛餅。
しかし、葛餅は売り切れで、しょうなく二人とも葛きりで。
葛きり、おいしかったです。
寒天って感じで。
ただ途中で飽きました、、、味に、、、。
やっぱり、葛餅と半分ずつでちょうどよかった気がします。
でもがんばって食べて一息。
その後は帰り道です。
この時間になるとケーブルは空いてました。
しかーーーし、電車の時間は余裕だったので、もう一度下千本を歩いて戻ることにしました。
(けっこう疲れてたけどね。)
行きとは違って見下ろした桜です。
なんとなくですが、上から見下ろした桜の方がきれいだった気がします。
で、なんとか駅まで戻ってきました。
駅も行きほど混んでなくて、電車を早めて帰ることにしました。
禁煙者は満員だったのですが、喫煙車が空いていたので。
寝てればいっしょだろうってことで。
今回は平日なので空いてましたが、土日だと喫煙車でも無さそうなので、やっぱり先に買っておいた方が無難な気がします。
電車はギリギリで飛び乗りました。
特急は停車駅が少ないこともあり、爆睡です。
途中、何回かは起きましたが、断続的に爆睡です。
で、無事に天王寺に戻って、今回の日帰りお花見温泉企画は終了となりました。