今回は
九州地方をぐるっと一人旅してきました。
主目的は
黒川温泉。
以前から「行っておかないといけないっ!」と思ってました。
で、今回は長期で休暇を取れたのでチャンスと思ったんです。
※ 黒川温泉だけを見たい方はこの
ページ後半からか
次のレポートを見てください。このページは行くまでの話が大半ですから。
また、プラン検討は
こちらのページへどうぞ。
九州は黒川以外にも別府や指宿や霧島、雲仙などいろいろありますよね。
なので、この長期休暇を利用してまわってみようということで。
にもかかわらず、まったく計画なしでスタートしてしまいました。
休み前が忙しくて。
さらに、この旅行の前にアメリカ旅行も行っちゃったので、そっちの準備しかできなくて。
結果、前日時点で宿は取っておらず、
往路 羽田→鹿児島
復路 福岡→伊丹
という飛行機だけは抑えていた状態。
※ANAのマイル持ちとしてはマイレージ利用しようと思っていたので、、、。
マイレージ特典航空券は4日前までに予約が必須。
※また、前日まで東京にいることも決まっていたので、出発は羽田だったりします。
ひっどい状況です。
しょうがないので、出先から携帯で検索して予約するという荒業で行くことにしました。
なんとかなるものですねぇ〜。
しかし、あまりお勧めはしませんねぇ〜。
すごーーーい無駄の多い旅行になってしまったんで。
その辺の詳細は読んでみてください。
●前日
で、出発なのですが、今回は前日、東京で遊んでたので羽田空港から。
まず、羽田空港のラウンジで黒川温泉を検索です。
ここで2つの誤算。
(1)一人宿泊できる宿が少ない
(2)その宿が泊まりたい日に空きがない
(1)はよくあることです。
が、2軒しかないのがつらい、、、。
そして(2)。
やられました。黒川温泉人気を甘く見てました。
月曜日 or 火曜日という平日なのに空いてないんです、、、。
平日だから大丈夫と思って油断してました。
で、しょうがないので空いてる日を聞いてみると、一日早い日曜日が空いてるとのこと。
もう選択の余地はないです。
予約です。
このために大雑把に考えていた予定がすべて変更になりました。
かなり適当ですが
鹿児島で友達と飲み、次の日指宿などまわってもう1泊。
えびの高原鉄道で北上し、熊本からバスで黒川温泉へ
黒川温泉から熊本に戻り、船で長崎or電車で佐賀へ
長崎or佐賀から博多へ出て飛行機で戻る
という旅程にしたかったんです。
この場合、鹿児島で1日ゆっくりする日がある予定だったんですが、、、頓挫しました。
そこで、無理やり予定を変更しました。
朝一番で指宿。
そこからローカル線と九州新幹線で熊本。
そして、バスで黒川温泉に夕方着。
時間を計算すると可能。
なので、その日の鹿児島の宿の予約を取って飛行機に乗り込みました。
で、鹿児島の友達と飲みに行きました。
●大移動。九州新幹線
大移動当日。
鹿児島のホテルで目覚めてまずしたこと。
宿のインターネットでスケジュール確認です。
携帯で移動時間だけ見て決めたスケジュールなので本当に可能か自信なかったんで。
ちょっと二日酔いの頭を無理やり回転させて、指宿砂蒸しの営業時間や新幹線やバスの発着時間を調べました。
結果わかったこと、、、
「無理ぃ〜
砂蒸しに行っても30分も入れないぃ〜
準備だけでおわってしまうぅ〜」
指宿までけっこう距離がある上に、鹿児島市内と行き来してる電車の本数が少ないし。
なんとなく新幹線が東海新幹線みたいにひっきりなしに出てるイメージだったけど、そんなわけないし。
とどめは
九州横断バス。
一日4本しかないし。
ということで、早くも予定変更が入りました。
まだ、ほとんど旅行が始まってもいないのにもかかわらず、、、変更です。
嘆いていてもしょうがないので、予定の再検討です。
まず、黒川温泉行きのバスから逆算して、熊本入りの時間決めて、そこから新幹線選んで・・・
と考えると、このまま熊本へ向かって、熊本観光するしかないなぁ〜となりました。
鹿児島の温泉が、、、。
またも諦めです。
鹿児島駅から鹿児島中央駅へ向かい、そこから
九州新幹線「つばめ」です。
九州新幹線はまだ整備中なので、熊本まで一本で行けません。
そこでJR九州は代替手段として「
リレーつばめ」という特急に乗り継げるようにしています。
(名前そのままですよね。わかりやすいからいいけど)
乗り継ぎもホーム向かい側、目の前にいるので非常に楽。
自由席だったので、混んでたら嫌だなぁと思っていたのですが、空いてたし。
「つばめ」「リレーつばめ」どちらもきれい。
さすがはJR九州というところでしょうかね。
快適に熊本まで移動できました。
●熊本城と城の湯
なんのトラブルもなく、熊本に着きました。
しかし、トラブルもないけど、計画もない私です。
「熊本で何をしたもんだか・・・。」
とトラブルなくても悩みました。
とりあえず駅前に出てみましたが、何もなし。
地図を見てみると、熊本は
熊本城周辺が繁華街っぽいということがわかりました。
熊本城は戦国武将の
加藤清正が建築した
日本三名城の1つ(らしい)。
しかも、ちょうど天守閣を改修したばかりとのことでした。
そうなったら行くしかないですよね。
路面電車が走っていたので、それに乗って熊本城に向かいました。
ここでまた新たな問題が、、、。
移動中に雨がパラパラと降り出したのです。
これくらいならとがんばっていきましたが、次の問題が、、、。
なぜか平日にもかかわらず団体さんが団体でいました、、、。
雨 + 団体さんの団体さん → ろくな景色が見れん・・・
という計算が私の頭の中で出来上がり、外から見てまわるだけにしてしまいました。
(今思うとちょっともったいなかった)
しかし、これだけで終わるようなつぶしの利かない計画は立てません。
(その前の失態ぶりでは、あまり偉そうなことは言えんが、、、)
城の向こう側にスパ施設があることを観光マップで見つけてたんです。
前日は飲みすぎでしっかり風呂に入らず、雨で体も冷えてきたので調度よいです。
少し歩きますが、ぜんぜん問題ない距離ですし。
ただし、かなりの坂を下っていかないといけないので迷わないように注意してください)
そんなこんなで着いたのが『
城の湯』です。
ここはいわゆるスパ施設で、温泉だけでなく飲食も可能です。
1,3階がレストランになってます。
さらに3階には、とてもうれしい部屋があります。
マンガのあるリラックスルーム。
この考えはすばらしいです。
ただ、マンガが少し古めのメジャーどころだったんで、そんなに読むこともせずでした。
(ほんとは読み始めると止まらないからだったりするけど、、、)
この1,3階に入るにはセット価格です。
2階の入浴スペースとちょっとした休憩所だけなら
500円で済みます。
なので、ご飯を外で食べて、マンガが必要ないのであれば、セットは必要ないですね。
と、ここまで私らしくない文章構成です。
(気づきました?)
通常の私の温泉レポートは先に「温泉」の内容がきます。
そして、その後、施設の話になるのですが、今回は違ってます。
その理由は、、、「
いまいち」だったんで、、、。
浴槽の構成は内湯、打たせ湯、座湯、水風呂、そして露天風呂。
だったんですが、
・露天風呂故障中
・打たせ湯お湯出てこない
・それ以外、特筆すべき特徴なし、、、。
・人がいるので浴室写真ももちろん無理。
ということなんで。
露天風呂が普通にやっていて、そこでゆっくりできれば良かったんですけどね。
おそらく熊本城散策で疲れて、ちょっと寄っていこうって感じでくるには良いと思います。
が、今回の私の状況ではねぇ〜
なので、書く気が起こらなかった、、、と。
しょうがないので、駅で買った弁当を食って去りました。
●一人でも大丈夫!旅館にしむら
ちょっと悲しい気分のまま「城の湯」を後にしました。
西側に行くと駅があったはずなのですが、気分転換に熊本城の東側の街エリアへ向かうことにしました。
そして、景色を見ながらブラブラしてると路面電車に出たのでそのまま熊本駅に戻りました。
次は「
九州横断バス」です。
これで
黒川温泉まで直通です。
途中、
熊本空港や
阿蘇駅など停車します。
黒川温泉だけなら熊本空港からこのバス乗ればよいですね。
このバスは観光できるタイプのものもありますので、それを利用するのも手です。
阿蘇の雄大な景色を眺めながら、無事に黒川温泉に到着です。
到着すると、宿からのお迎えの方々が待っています。
私は宿の人に何も言ってなかったので、来てませんでしたが、、、。
私の宿は『
旅館 にしむら』。
黒川温泉で2つしかない1人泊ができる宿です。
(一人旅情報ページは現在制作中。しばらくお待ちを)
宿へはバス停から坂を下って5分もかかりません。
バスユーザーにはうれしい立地ですね。
(他の宿でも連絡して送迎してもらえば良いだけなんですけどね)
旅館の手前に川が流れていて、いい感じに赤くなっていたもみじをパシャッと。
そこを超えると宿のおじさんが待っててくれました。
で、おじさんに案内されて「旅館にしむら」に到着です。
旅館とその部屋は落ち着いた雰囲気で、特に豪華なわけでもなく、悪いわけでもなく、ちょうどいい感じでした。
そして私が取る行動はもちろん「温泉」です。
夕食まで時間があったので、早速行ってみることにしました。
●露天風呂(奥)は寝転べます
ここのお風呂は露天風呂の棟が宿の正面にあり、別になってます。
(上の写真参照。左が露天風呂。右が宿の玄関でした)
また、それ以外に男女それぞれ内湯と家族風呂が宿の中にあります。
(下の写真の左が家族風呂。右が内湯(男湯)。
で、私が行ったのはもちろん露天風呂。
露天風呂は2つあり、
毎日男女入れ替えです。
この日は奥の方が男湯でした。
入るとすぐに脱衣場とお風呂があります。
いちおう貴重品ロッカーがありますが、お金は返ってきません。
※
黒川温泉のほとんどはお金戻らないタイプのロッカーです。
意外とロッカー代が馬鹿になりませんので、ご注意を。
ここの施設はちょっと気をつけないといけません。
脱衣場所から露天風呂に入るところが外から見えそうな気が、、、。
扉の下側から見えそう。
でも、道路の下側からなんで、外からジーーーッと見てないと見えない気がするので、さすがにそんな人はいないと思うので大丈夫だと思いますけどね。
露天風呂は4,5人入っててもぜんぜん余裕。
手前と奥で深さはが違いますが、浴槽は1つです。
奥は打たせ湯だったんですが、現在は止まってます。
宿に人に聞くと、「はねるお湯がまわりに人に迷惑になるので、止めました」って言ってました。
そのため、奥の部分は底上げされており、推進5センチ程度。
座禅を組んで、打たれる用って感じです。
おかげで現在は
寝転ぶのにちょうどよくなってます。
仰向けに寝転ぶとちょうど耳にお湯が入らない程度にお湯に浸れます。
そのまま寝てしまいそうなくらいに気持ち良いです。
後、お湯は出てるところは強烈に熱いです。
間違っても直接触らないように。
熱いのはそこだけ。
露天風呂が広いので、そのすぐそば以外はちょうどいい温度です。
ちなみに私が中に入っったときには4,5人のおじさん軍団がいました。
が、少しすると皆さん出て行って、私一人になりました。
これはラッキーっ!
即行で大の字になって寝ました。
本当はこのままずーーーと寝てたかったです。
でも、ご飯が待ってます。
しかも一人ですから、誰か先に行ってくれるわけでもなく、、、
しょうがないので出ることにしました。
●一人個室で晩御飯
部屋に戻ってしばらく経つと夕食時間になりました。
夕食は3階。
敷居のない食堂ちっくなところと、4,5人向けの個室があるようでした。
で、私はと言うと、
「
お一人様個室」
でした。
最初はなんか偉くなった気分で喜んでました。
が、しばらくすると、寂しいだけってことに気づきました、、、。
いつもは私は一人でほとんどお酒を飲まないんです。
そんな私だったんですが、このときばかりは寂しさに負けてビールを注文しましたぁ〜。
料理は写真のとおり肉、魚、野菜とバランスの取れた内容。
特徴としては、
馬刺し!です。
熊本ですからね。
うまかったですぅ〜。
もちろんそれ以外もおいしかったですよ。
牛肉も。
焼き魚も。
てんぷらも。
刺身も。
ただ、最高のスパイス「団欒」がなかっただけで、、、。
これは私の問題なんで、宿としてはどうしようもないんですけどねぇ〜。
ということで、一人旅の気楽さと寂しさを味わいながらこの日は終了しました。
(続き「怒涛の黒川温泉めぐり!」は
コチラ)